埼玉県美里町 雨漏り屋根のカバー工法 役物板金設置
埼玉県美里町で屋根のリフォームカバー工事を行っています。今回の工事は雨漏りしてしまっている既存の屋根材スレート瓦の上からカバー工法という施工方法でガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsを施工します。
今回は軒先部と谷部の役物板金の設置です。
まずは軒先部にガルバリウム鋼板材ニチハ横暖ルーフsのスターターとなる唐草水切り板金を設置します。唐草水切り板金はスターターとしてだけではなく雨水を雨樋に導水する役目も担っています。唐草水切り板金は雨水のオーバーフロー対策として改修用ゼロスターターという製品を使用しています。
ゼロスターターは既存のスレート材の出寸法と出が同様になるように加工されたカバー工法用の唐草水切り板金です。通常の唐草水切り板金でも施工できますが既存のスレート材の出寸法から15mmほど前に出てしまい屋根材の高さも高くなるので降水時に雨水が雨樋を越してしまう恐れがありますので標準施工でゼロスターターを採用しています。
本谷板金の設置です。本谷板金の水下部は本谷板金を流れた雨水が雨樋に落ちるように本谷板金を加工して納めます。本谷板金の重なり部には内コーキングをして本谷板金を重ね合わせます。
水上部は棟の芯に沿って立ち上げをします。立ち上げをすることで風雨時の吹込みを防ぎます。
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2024年12月27日 投稿者:小口